保守独占か、革新死守か きょう有権者の審判 午後11時ごろ大勢判明か

打ち上げ式で支持を訴える3氏(左から高嶺氏、砂川氏、大浜氏)。
打ち上げ式で支持を訴える3氏(左から高嶺氏、砂川氏、大浜氏)。

 

 県議選は10日投開票される。石垣市区(定数2)に立候補しているのは、八重山経済人会議代表幹事で石垣エスエスグループ代表取締役社長、大浜一郎氏(50)=自民、公明推薦、前市議で自民党石垣支部長の砂川利勝氏(48)=同、現職で県議会議長の高嶺善伸氏(61)=民主、社民、社大推薦、共産支持=。保守陣営が議席を独占するか、革新陣営が議席を死守できるかが焦点。開票は石垣市が午後8時半、竹富町が8時、与那国町が9時から行われ、午後11時ごろには大勢が判明する見通し。

 

 選挙戦は、離島振興のあり方や県立八重山病院の独立行政法人化、与那国町への自衛隊配備の是非などが争点になり、3候補が横一線の激しい集票合戦を展開してきた。


 自民、公明は初めて2人を公認、推薦し、議席独占を目標に掲げて運動を展開。唯一の革新候補である高嶺氏は、県議会議長の高い知名度を生かし、議席死守を目指してきた。


 2年前の市長選以来、八重山の主要選挙では保守陣営が連戦連勝している。今選挙では保守陣営がさらに安定した地盤を固めるか、革新陣営が一連の流れにくさびを打ち込めるかが問われる。


 9日には3候補がそれぞれ支持者を集めて打ち上げ式を行い、選挙戦を締めくくった。各選対は「投票箱のふたが閉まるまであきらめるな」と運動員にげきを飛ばしており、10日も電話作戦などによる集票が繰り広げられそうだ。

 

 石垣市選挙管理委員会によると、市の期日前投票者数は04年県議選で1163人だったが、今選挙では8215人(男3909人、女4306人)に達した。1日で千人を超える日が4日間あり、運動の加熱ぶりを示した。選挙関係者の間では、投票率は04年の63・33%を上回るという観測が強い。


 10日の投票は石垣市が21ヵ所の投票所で午前7時から午後7時まで(一部は午後6時まで)、与那国町が祖納地区の町構造改善センター、久部良地区の久部良多目的施設、比川地区の比川多目的施設で午前7時から午後8時まで。


 開票は石垣市が市総合体育館、竹富町が市商工会館、与那国町が町構造改善センターで行われる。