円熟のジャズ響く 与世山澄子さんライブ

半世紀を越え、沖縄ジャズとともに歩んできた与世山さん。ファンには至福の一夜となった=ライブハウス「シティジャック」、美崎
半世紀を越え、沖縄ジャズとともに歩んできた与世山さん。ファンには至福の一夜となった=ライブハウス「シティジャック」、美崎

 小浜島出身で沖縄ジャズ界の草分け、与世山澄子さんの公演が8日夜、ライブハウス「シティジャック」であった。与世山さんの深い歌声にジャズファンが酔いしれた。与世山さんの石垣ライブは、ほぼ15年ぶりの開催という。


 スタンダードナンバーを中心に、柔らかな英語で披露。オープニングは「虹の彼方へ」。「ザアッライフ」「イフ」と続いた。さらに「ゴッドブレスチャイルド」「愛しのバレンタイン」ほかで、声量のある歌声を響かせた。歌う前、与世山さんは、歌詞の意味をていねいに日本語で語り、歌詞に託された「思い」を伝えた。


 店内は、通路まで人が埋まり身動きがとれない状況。フロアに座ったり、立ち見しながらも観客は「与世山ワールド」を堪能。一曲一曲に拍手と歓声を贈っていた。
 ピアノは香村英史さんが務め、軽やかな音色で円熟の歌声を支えた。