八商工生が観光案内 「ニーハオ」台湾観光客も笑顔 岸壁は「国境」のにぎわい

「ニーハオ」。ちょっぴり照れながらも台湾観光客に話しかける八商工の3年生=石垣港
「ニーハオ」。ちょっぴり照れながらも台湾観光客に話しかける八商工の3年生=石垣港

 八重山商工の観光コースで中国語を学ぶ3年生が14日、石垣港で、台湾人乗客の観光案内に挑戦、ちょっぴり照れながらも、授業で学んだ語学力を試した。


 この日午前、旅客船アクエリアス号が台湾から入港。生徒13人が、上陸する台湾人観光客に「ニーハオ」と声掛け。はにかみながらも中国語(北京語)で、待機中の観光バスとタクシーへ案内した。


 中には、生徒と記念撮影したり、逆に、流ちょうな日本語で話しかけたりする観光客も。岸壁は日本語と中国語が飛び交い「国境」のにぎわいを見せた。生徒は「サイチェン(さよなら)」と、出発するバスを見送り、観光客も笑顔で手を振っていた。


 観光客と記念撮影した田村希(のぞみ)さんは「中国語で自己紹介もできた。中国の人は積極的に話しかけてくれる。今日の出来は100点満点」とうれしそう。


 藤田麻吏亜さんは「少ししか話ができなかった。思ったより難しい。修学旅行で中国に行き、いい印象も持ったので、もっと中国語を勉強したくなった」と意欲を膨らませた。


 観光案内を企画した中国出身の語学教諭・石垣麗子さんは「語学のできる生徒は将来の観光資源になる。生きた中国語を学び、島の人材になってほしい。観光案内は継続してい取り組みたい。今日の生徒の出来は70点くらい」と目を細めた。