「自衛隊配置」要請を決議 3―2賛成多数 与那国町議会

 与那国町議会(前西原武三議長)定例会2日目の19日は、与那国島への自衛隊配置に伴う要請決議案を賛成多数(3―2)で可決した。


 決議は、安全安心のまちづくりのために、与那国島へ自衛隊を配置する必要があると強調。沿岸監視部隊が、町の振興発展と地域活性化に寄与すると期待を表明している。さらに、首長・町議会・県議選挙でも配置賛成候補が勝利し、民意は明らかと断定している。


 北朝鮮ミサイル発射事案では、PAC3部隊の展開に感謝も示した。
 その上で、町議会として配置に「万難を排して協力」と記し、部隊と町の共存共栄のため、9項目の要望を列挙した。


 要望は①光ファイバーの整備②陸上競技場の整備③官舎の分散配置④ゴミ処理施設の整備⑤老人福祉視閲と保育施設との複合施設の整備⑥医官などによる医療支援と緊急患者空輸への協力―ほか。
 決議文は沖縄防衛局長あて近く郵送する。


 そのほか、一般会計補正予算案(5億2438万円)ほか議案8件を全会一致で可決した。一般質問は21日から2日間。全議員5氏が質疑を予定し、うち3氏が自衛隊配備計画や住民投票を取り上げる。会期は22日まで。


 [一般質問通告の主な内容(敬称略)]糸数健一=①陸上自衛隊配備について②介護サービスについて▽崎原孫吉=①セミナーハウスの利用②防災と消防計画、消火栓の在り方③久部良多目的施設の電気料金について▽嵩西茂則=①補助金返還に伴う内容の具体的説明②海底遺跡の町指定水中文化遺産登録について▽崎元俊男=①自衛隊配備の住民投票・住民説明会への見解②教科書問題裁判への見解③無資格事業者の入札参加問題▽田里千代基=①自衛隊配備計画の中止と撤回②指名競争入札について③補助金全額返還の調査結果