フェリーよなくにチャーターで対応 波照間航路「新造船も」

 竹富町議会(西大舛髙旬議長)6月定例会は20日、一般質問の日程に入り、初日は東迎一博、新博文、仲里俊一、島仲秀憲の4氏が登壇した。波照間海運の運休について、川満栄長町長は「波照間海運や債権者、航路権を持っている会社、県、町など5社協議も行っており、新造船を作る考えも持っている」とし、「現在は民間が取り組んでおり、行政としては、その努力を法的な部分をクリアして支援を行っていく」と述べた。


 波照間海運の運休については、東迎氏と新氏が質問。東迎氏は波照間海運の運休で燃料の運搬ができず、住民生活に支障が出ていることを指摘、「島民は瀕死状態。町長がいうよりも深刻な状況」と行政の姿勢を批判した。


 川満町長は現在、運航している安栄観光が貨客船「フェリーよなくに」を一時的にチャーターし、燃料などを運搬するために申請していることを説明。「赤字補てん航路として、町単独での支援ができないかも考えている」と話した。


 また「町営の新造船を作る意志はないのか」と問われ、「新造船を作る考えは持っており、波照間航路に民間が運航しなくなった場合、取り組む」とした。


 沖縄振興一括交付金について、新氏が「他の市町村では6月定例会で上程されているが、今議会では上程されていない」と質した。


 川満町長は「現在は検討委員会を立ち上げ、各団体からの要望事項を精査し、優先順位を付けて振り分けしている。今後ともしっかりと取り組んでいく」と述べた。


 島仲氏は、町職員が石垣市に納めている住民税について質問。町職員が納めている住民税の約1700万円の内訳が、市民税約1020万円、県税が約680万円であることから、「役場移転説明会などで、住民税約1700万円が市に入っているという説明があった。正確な数字を住民に伝えていない」と指摘。


 川満町長は「職員説明会で指摘があり、これは真意が伝わってなかったということでお詫びをしたい」と謝罪した。