西大舛議長が出馬検討 町議7人の要請受け 現職川満氏と対決 竹富町長選

左から川満栄長町長、西大舛髙旬氏
左から川満栄長町長、西大舛髙旬氏

 任期満了に伴う8月の竹富町長選に向けて、町議会議長の西大舛髙旬氏(64)=西表大原=へ町議の新田長男氏(52)を含む7人の議員が出馬要請を行ったことが20日、分かった。西大舛氏は前向きに検討する姿勢を見せており、家族や支持者との調整を行っているという。

 

 西大舛氏には18日夜、議員7人から出馬要請があった。西大舛氏は20日、八重山日報社の取材に対し、「20年間支えてくれた家族と支持者がいるので、一度持ち帰って検討したい」と答え、前向きに検討していることを明らかにした。


 4年前の町長選では、現職の川満栄長町長(58)の選対本部長を務めている西大舛氏だが、自身を含めた保守系4人、革新系1人で結成された「チーム川満」が解散。川満町長が出馬を表明した3月定例会では、与党連絡協議会も解散しており、「これまで町長を支えてきたつもりだが、与党町議との相談もない。これでは独善的」とした。


 役場移転に関する住民投票ついて、「住民に問いかけることが必要」としており、「住民投票の実施を考えていない」とする川満町長と違うスタンスに立つ。


 町長選に向けた調整は、県議選を終えてから本格化。西大舛氏、新田氏、島仲秀憲氏、大石功幸氏、前泊竹宏氏、宮良用範氏、嘉良直氏、東迎一博氏の8議員で話し合いが行われ、有力候補に西大舛氏と新田氏があがった。新田氏が出馬しない意向を示したことで、西大舛氏へ出馬要請が行われた。


 新田氏は「住民投票を頑なに拒むことへの不信感、波照間航路、一括交付金などの問題が募った。1本化して町長選に臨みたい」とした。新田氏を含む議員7人は西大舛氏の出馬意向が確認され次第、組織を作り、早目に行動を起こしていくという。