きょう各地で戦没者追悼 生徒が恒久平和誓う 八重高で反戦平和集会

反戦平和集会で黙とうする生徒=八重山高校、登野城
反戦平和集会で黙とうする生徒=八重山高校、登野城

 慰霊の日の23日、石垣市では、正午から新栄公園で「世界平和の鐘鐘打式」、午後3時からマラリア犠牲者慰霊の碑で「八重山戦争マラリア犠牲者追悼式」、午後4時から八重守の塔で「全戦没者追悼式・平和祈念式」を行う。また、竹富町では午前9時30分から竹富島の町出身者戦没者慰霊の塔で追悼式が行われ、戦没者の御霊を慰め、世界の恒久平和を祈願する。

 

 八重山高校(新垣治男校長、705人)の反戦平和集会が22日、校内であり、沖縄戦研究者ら2人が講話、生徒が恒久平和を誓った。
 講師は、「八重山の戦争」の著者・大田静男さんと尖閣戦時遭難事件体験者の石垣正子さん。


 大田さんは、尖閣戦時遭難事件について当時の状況を、資料写真を使いながら説明。「沖縄戦で現在の先島の人口の倍以上が戦死した。沖縄は捨石。天皇制存続のため、権力者が時間稼ぎした戦い。権力者以外が殺されるのが戦争」と指摘した。


 石垣正子さんは、「戦争ほど、ばかげたものはない」と繰り返し強調。遭難時の状況を語り「祖母が隠していたかつおぶしのおかげで、私は生き残ることができた。あの時、どんなにひもじかったか。戦争は無情です」と反戦への思いを込めた。
 生徒代表の山下沙羅さん(3年)が「慰霊の日の黙とうの心構えができました」とお礼した。


 席上、校内「平和週間」で、優秀文芸作品の投稿者が表彰された。
 〔最優秀賞は次の各氏〕一般作品最優秀=大城有生▽詩・優秀=辻口拓磨▽短歌・優秀=野田有▽俳句・優秀=張本美嶺▽四コマ漫画・優秀=尾崎誠人▽文芸部最優秀=荒井さくら


 この日は海星小学校でも平和集会が開かれ、江川三津恵さんの講話、国吉なおみさんの歌声披露などがあった。