森林組合766万円赤字 事業確保へ取り組み強化

八重山森林組合の通常総会が開かれた(28日午後)
八重山森林組合の通常総会が開かれた(28日午後)

 造林や木材の販売などの事業を行っている八重山森林組合(組合長・中山義隆石垣市長)の第35回通常総会が28日、市内ホテルで開かれた。2011年度決算では、766万6050円の赤字を今年度に繰り越した。赤字決算は2年ぶりで、同組合によると、造林事業の減少が赤字の主な要因。今年度事業計画では、赤字を早急に解消するため事業量の確保に向けた取り組みを強化する方針などを盛り込んだ。

 同組合の造林事業面積は09年度に203・84㌶だったが、11年度は117・22㌶に減少した。


 11年度決算では、事業総利益1456万7580円に対し、人件費などの事業管理費は2280万8955円で、817万8768円の単年度赤字。繰越余剰金で赤字を圧縮したが、766万6050円の赤字を今年度に繰り越した。
 今年度事業計画では360万円余の黒字を見込んでおり、赤字を400万円台に圧縮する方針。


 組合員からは、役員報酬が年間で総額約362万円支払われていることについて「厳しい状況の中で、執行部も身を削る考えはないか」と質問があり、年間報酬額が26万円の中山市長は「経営状況を見て、そういうことも覚悟を決めながらやりたい。必要であれば理事会に諮りたい」と応じた。行政からの受注に依存する経営体質を指摘する意見もあった。