うたの日コンサートに1万人 観客ボルテージ上がる ビギン、夏川さん躍動

うたの日コンサートのトリを務めたBEGIN=30日午後、舟蔵公園
うたの日コンサートのトリを務めたBEGIN=30日午後、舟蔵公園

 石垣市出身のBEGIN(ビギン)ら出演する「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2012 in石垣島」が30日、舟蔵公園で開催された。県内外から1万人(主催者発表)の観客が詰めかけ、うたの日のお祝いを出演者とともに祝った。今年は同じ市出身の夏川りみさん、きいやま商店が出演し、会場を盛り上げた。また、台湾のレゲエロックバンド・MATZKA(マズカ)も登場した。

 

 うたの日コンサートは、歌を歌えることに感謝しようとBEGINの呼び掛けで01年にスタート。昨年も同コンサートを石垣市で開催する予定だったが、台風の影響で中止。会場を変更し、緊急ライブが行われた。


 コンサートは石垣第二中学校吹奏楽マーチングバンド部の演奏で幕開けした。
 東日本大震災後に宮城県南三陸町の避難所で、救助活動に訪れた沖縄の自衛隊員から三線を学んだ子どもたちで結成された「サンシンジュニア」が登場。真喜良小学校の児童と一緒に「安里屋ユンタ」「島人ぬ宝」を演奏し、歌った。


 きいやま商店が登場すると、観客のボルテージが一気に上がった。MATZKAは台湾の原住民独特のリズムを音楽で表現。夏川さんは「童神」「涙そうそう」をしっとりと歌い上げた。


 このほか、全盲の演歌歌手の清水博正さん、ぐっさんこと山口智充さん、昨年のとぅばらーまチャンピオンの前花啓允さん、劇団三枚肉一座が出演した。


 BEGINは「笑顔のまんま」「三線の花」「オジー自慢のオリオンビール」などを熱唱。
 ボーカルの比嘉栄昇さんは「(コンサートは)僕らがわがままを言って、石垣まで持ってきた。島の子どもたちに歌うことで、こんなに人が集まる所を見せたかった。これからも『うたの日』は続いていく」と話した。


 アンコールの「島人ぬ宝」は出演者全員で披露。観客も総立ちになって一緒に歌い、会場が一体となった。