サンゴの生態や現状を学習 東大鯉渕准教授を講師に 宮良小 

サンゴ環境学習を行った鯉渕幸生準教授(左)=4日午前、宮良小学校
サンゴ環境学習を行った鯉渕幸生準教授(左)=4日午前、宮良小学校

 東京大学の鯉渕幸生准教授によるサンゴ環境学習が4日、宮良小学校で開かれ、4、56年生の児童54人がサンゴの生態やサンゴが置かれている状況について学習した。


 鯉渕准教授は、砂浜や河口域など沿岸域から河川における水環境の変動メカニズムについて研究しており、石垣島のサンゴ礁研究にも取り組んでいる。


 この日は、サンゴの一生や生態について説明。サンゴ礁により波で陸が削られずに守られていることや、日本のサンゴの供給源は八重山であることなどが話された。


 鯉渕准教授は「石垣島周辺のサンゴは、日本にとっても大切なもの。そのサンゴが減っている」とし、サンゴを卵から増やす取り組みについて紹介した。


 また、10月には実際に卵から育てたサンゴを児童たちと一緒に植えることを伝えた。
 鯉渕准教授は「サンゴが減っているのは海だけでなく、陸の問題も関係する。みんなが勉強することもサンゴにとっては大切なこと」と呼び掛けた。


 参加した児童からは「人もサンゴを減らしている原因と知って驚いた。今度からサンゴを観察しながら、海を泳ぎたい」「サンゴのことをたくさん知った。すごい生き物だと思った」などの感想を述べた。