オオゴマダラの飼育方法を説明 新小で橿原市昆虫館

オオゴマダラ飼育キットをプレゼントする松本さん=新川小学校
オオゴマダラ飼育キットをプレゼントする松本さん=新川小学校

 国内最大のチョウ「オオゴマダラ」を育てて、身近な環境の大切さを伝えようと、橿原(かしはら)市昆虫館=奈良県=は5日、新川小学校で初の公開授業、児童に飼育キットを贈った。


 昆虫館職員の松本清二さん(理学博士)が講師になり、3年1組(26人)の理科の授業を担当。


 オオゴマダラについて①日本で1番大きい②石垣市のチョウに指定③八重山地方を中心に生息―と特徴を説明した。


 その上で、飼育キットをグループごとに6個プレゼント。観察方法を関西弁で分かりやすく伝えた。


 飼育キットは、同昆虫館が開発。透明プラスチック容器(容量800cc)に、オオゴマダラの卵をはじめ、ピンセットやティッシュ、幼虫のエサ「ホウライカガミの葉」―が入っている。


 授業のはじめ、ビギンのCD「島人ぬ宝」を流した松本さんは、オオゴマダラも島の宝だとし、生き物の大切さを強調した。3年1組では、飼育キットを教室内に置き、観察を続ける。十数日で羽化するという。


 橿原市昆虫館は20年ほど前から、字宮良のほ場でオオゴマダラの飼育、研究を行っている。地域貢献をしようと公開授業となった。