仲間氏が尖閣上陸 北小島、漁船から飛び込む

 沖縄県・尖閣諸島の北小島に、同県石垣市の仲間均市議ら2人が上陸したことが6日、第11管区海上保安本部(那覇)への取材で分かった。石垣海上保安部が事情を聴いている。仲間市議は1月にも同諸島の魚釣島に上陸している。


 11管によると、仲間市議ら2人は尖閣諸島周辺海域で漁船から海に飛び込み、5日午後3時45分ごろに北小島に上陸したのを巡視船が確認した。市議らは約1時間半後に漁船に戻り、6日未明に石垣漁港に帰港した。


 同諸島は石垣市の行政区域だが、同諸島を賃借している政府は、地権者と政府関係者以外の上陸を認めていない。

尖閣諸島の北小島(5日、仲間氏提供)
尖閣諸島の北小島(5日、仲間氏提供)

「無数の鳥がいた」 尖閣上陸の仲間氏

 尖閣諸島の北小島に上陸した仲間均市議は6日、八重山日報社の取材に応じ「(北小島では)アホウドリなど無数の鳥がいた。10年前に上陸したときには全くいなかったが、鳥が戻っていることが分かったのが最大の成果だ」と話した。仲間氏が北小島に上陸したのは2002年以来、10年ぶり3回目。


 仲間氏は1997年にも北小島に上陸しているが、そのときも鳥の姿は確認できなかったという。仲間氏は「鳥の姿を見て、衝動的に海に飛び込んだ」と上陸の際を振り返った。


 仲間氏ら6人は漁船で5日午前6時15分ごろ、石垣島を出港し、正午過ぎに久場島周辺に到着した。同乗者の1人がダイビングを試みたが、しけのために中止したという。


 北小島と南小島の間ではダイビングに成功した。
 仲間氏は北小島への上陸について「批判はあるが、石垣市の行政区域なので、議員としての調査は当然だ」と強調した。