市制施行65周年祝う 名誉市民に宮城信勇さん 共同売店 初の表彰

華やかな雰囲気の中、受賞者代表のあいさつをする辻野ヒロ子さん=石垣市民会館、浜崎。
華やかな雰囲気の中、受賞者代表のあいさつをする辻野ヒロ子さん=石垣市民会館、浜崎。

 日本最南端の石垣市制施行65周年記念式典が、市制が始まった10日、石垣市民会館であり、市民ら800人が参加。節目を祝うとともに、名誉市民として宮城信勇さんを顕彰、市民栄誉章を地元出身のバンド「ビギン」に贈った。自治功労者ら45人と、商業振興功労で星野など4共同売店を初めて表彰した。65年の歩みの上映や祝儀舞踊も催され、会場は華やかな雰囲気に包まれた。

 

 中山義隆市長は「石垣市の歴史は戦後復興の歩みそのもの。先達の労苦と英知の結集が市政発展の礎となっている。来年には新石垣空港が開港する。日本一幸せなまちへ、古里づくりにまい進したい」と決意を述べた。


 20年の歳月をかけ「石垣方言辞典」を刊行した宮城信勇さん=那覇市=を名誉市民として顕彰、代理出席の四男・信義さん(62)=大川=に市民章を手渡した。名誉市民の称号は2001年の宮良當壮と岩崎卓爾(両氏とも故人)に続き8人目。


 ビギンの市民栄誉章は、メンバー3人の父親らが出席、グループの受章は始めてで、比嘉栄昇さんの父、栄さん(72)=新栄=らが代理で栄誉章を受け取った。


 受賞者を代表して前県議会議員の辻野ヒロ子さんは「先人たちの努力で石垣市は発展してきた。若いリーダーの下、市民すべてが幸せになれるよう、私たちも市政発展のため努力を続ける」とあいさつした。


 伊良皆高伸市議会議長、川満栄長竹富町長らも祝辞。舞台では、映像「65年の歩み」や八重山民族舞踊保存会による舞踊もあり、祝賀ムードを高めた。式典後、ホテルミヤヒラで祝賀会も開かれ、受賞者らが喜びを分かち合った。


 [表彰は以下の各氏]自治功労=中村正三郎・辻野ヒロ子・宮良當祐・與那國秩・松原秀吉▽市政功労=玻座真善助・砥板京子・前盛義行・上地永俊・石垣忠男・宮良善雄・新嵩武三・佐久間長昭・宜野座安祐(故人)・田盛誠三・鳩間昇・島仲玲子・細工忠郎・崎山信之・米盛英賢(故人)・唐真清昌・吉田龍市・片桐政宏・野底吉雄・浦崎芳夫(故人)・東宇里永清・増田一枝・普天間勲・上地美代子・識名ハル・宮良栄子・仲山春枝・新城純・砂川玄一郎・砂川長道・豊川敏彦・西表すゑ・高嶺ミツ・大野政成・照屋ハツ子・上原広用・大里共同売店・星野共同売店組合・伊野田売店組合・明石共同売店▽特別表彰=植木光教(故人)・高橋洋介(故人)・東江康治・上原真人