農作物の被害懸念 少雨に注意呼び掛け

少雨傾向でさとうきびの被害が懸念される=13日、字石垣の畑
少雨傾向でさとうきびの被害が懸念される=13日、字石垣の畑

 石垣島地方気象台は13日、「少雨に関する八重山地方気象情報第1号」を発表し、農作物や水の管理などに十分注意するよう呼び掛けた。与那国島では梅雨明け後、降水量がゼロになっている。八重山地方では、梅雨明けした6月23日ごろから太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多く、降水量の少ない状態が続いており、この状態は、今後2週間程度は続く見込み。6月23日から7月12日までの各地の降雨量(速報値)は平年値が68・8㍉の与那国島がゼロ。西表島の10㍉は平年比13%、石垣島の11・5㍉は同21%にとどまっている。

 

 八重山地方の小雨傾向を受け、干ばつ対策会議が12日、石垣市さとうきび対策室=大浜=で開かれ、関係団体の担当者らが参加、さとうきび生産者への散水呼び掛けを確認した。


 八重山地方は梅雨明け(6月23日)から小雨傾向となり、最高気温も30度を超える真夏日が続いている。


 石垣市農政経済課によると、サトウキビのロール現象(葉の巻き込み)が各地で発生しているという。


 会議で、スプリンクラー設備の無いサトウキビ畑に、散水を励行。石垣島製糖㈱が保有する散水車利用の呼び掛けも確認された。散水車利用は助成金がある。


 市農政経済課は「今のところ、サトウキビを含め農産物に被害の報告はないが、未然防止のため、早めの対策を取ってほしい」と呼び掛けている。