守りたい海の環境 ウミガメの生態学ぶ 白保海岸で上陸調査も

ウミガメ上陸確認調査のため、白保海岸を歩く児童生徒たち=15日夕、白保海岸
ウミガメ上陸確認調査のため、白保海岸を歩く児童生徒たち=15日夕、白保海岸

 WWFサンゴ礁保護研究センター主催のしらほこどもクラブは15日、ウミガメ学習会を白保公民館で行った。学習会では、しらほサンゴ村職員や沖縄大学の学生が講師を務め、児童生徒たちはゲームなどを通してウミガメの生態や特徴について学んだ。また、白保海岸でウミガメ上陸確認調査も行った。しらほこどもクラブは白保小学校5、6年生と白保中学校生徒を対象に活動している。


 同センターでは、今年から沖縄大学地域研究所や白保魚湧く海保全協議会などと連携し、白保での自然体験やサンゴ学習のプログラム開発に取り組んでいる。今回の学習会もプログラム開発を兼ねて行われた。


 ウミガメ学習会にはこどもクラブの児童生徒9人のほか、総合学習でウミガメ研究に取り組む白保中2年生4人が参加した。


 学習会では、講師の沖縄大学こども文化学科4年生の鉢嶺元太さん、普天間基さんがウミガメの種類や特徴、産卵時期などを分かりやすく説明。児童生徒も気軽に質問を投げかけ、ウミガメの一生を再現したゲームを通して和気あいあいと行われた。


 その後、しらほサンゴ村の鈴木智子さんの指導を受けながら、白保海岸でウミガメ上陸確認調査を1時間ほど行った。


 参加した島仲梨花さん(5年)は「ウミガメはたくさんの卵を産むのに、1匹から5匹しか大きくならないことに驚いた。ゲームを通して、ウミガメが生き残るが大変なことが分かった」と感想を述べた。


 授業でウミガメ研究に取り組む、柳田野衣君(白保中2年)は「小学生の時にウミガメの産卵を見たことがあり、ウミガメの生態などは知っていた。産卵をもう1回見てみたい」と話した。