不法投棄増加傾向 〝野外焼却禁止〟の周知を 廃棄物不法処理防止ネット

廃棄物の不法処理防止について意見を交わした=18日午後、八重山保健所
廃棄物の不法処理防止について意見を交わした=18日午後、八重山保健所

 2012年度八重山保健所管内廃棄物不法処理防止ネットワーク会議(議長・大濱信泉八重山保健所生活環境班長)が18日、八重山保健所2階会議室で開かれた。八重山地区の廃棄物不法処理指導件数は09年度まではほぼ横ばい状態だったが、10年度に32件、11年度に24件と大幅に増加。今後も野外焼却禁止の周知、関係機関との密な連携が必要であることを確認した。


 ネットワーク会議は、廃棄物の不適正処理の防止やこれらの事犯に的確な対応を行い、生活環境の保全と公衆衛生の向上を目的としたもの。保健所や石垣市、竹富町、与那国町、八重山署、市消防本部など8機関で構成している。


 八重山地区の11年度指導件数は不法投棄24件、野外焼却5件だった。不法投棄の指導件数増加は10、11年度に保健所で廃棄物監視指導員1人と不法投棄監視員1人、石垣市で不法投棄監視員4人をそれぞれ配置したことが成果を挙げている。


 野外焼却は近年減少傾向にあるとしたが、消防や警察による指導・検挙などもあると見て、今後も野外焼却の禁止について地域住民への周知が必要とした。


 また、5月30日に実施されたごみ不法投棄等県下一斉パトロールの結果報告もされ、八島海岸近くの茂みや川平の山原旧道沿いなどの4カ所の不法投棄現場について説明した。


 このほか、家電リサイクル法に基づいたリユース品と廃棄物の判断基準についても紹介された。