「来年の開花楽しみ」 児童がでいごに薬剤注入 大浜小

薬剤注入の作業に取り組んだ児童たち=19日午後、大浜小学校
薬剤注入の作業に取り組んだ児童たち=19日午後、大浜小学校

 NPO花と緑の石垣島(波平長吉代表)は19日、大浜小学校(吉濱剛校長)の4年生54人と一緒に、校内にあるデイゴの幹に薬剤を注入する防除作業を行った。3本のデイゴには56本の薬剤が注入され、児童1人ひとりが作業に取り組んだ。児童による薬剤注入は初めての実施。


 防除作業の前に、NPOの職員が2年前、同校に隣接する崎原道路にあったデイゴが倒れたことにも触れながら、デイゴヒメコバチによる被害について説明。「石垣島全部のデイゴの花を咲かせたいが、なかなか難しい。皆さんに協力してほしい」と呼び掛けた。


 防除作業では、NPO職員の指導を受けながら、児童1人ひとりが薬剤1本をデイゴの幹に注入した。児童による薬剤注入は今回が初めてで、児童たちは真剣な顔をして作業に取り組んでいた。


 作業を終えた平井虹君は「作業は難しくなかった。花が咲くようにお願いしながら注入した」と笑顔。横山ひなたさんは「お医者さんになったみたいだった。薬をこぼさないように入れるのが難しかった。来年、花が咲くのを楽しみにしたい」と話した。


 同校にあるデイゴへの薬剤注入は昨年も実施しており、3本中1本のデイゴが今年、花を咲かせている。