福島の児童ら28人招待 「オール石垣」で歓迎へ

福島の子どもたちを支援するツアーを企画した浦内会長(中央)らメンバー=登野城の事務局で
福島の子どもたちを支援するツアーを企画した浦内会長(中央)らメンバー=登野城の事務局で

 夏休みを利用して、子ども保養プロジェクト・石垣島(浦内克雄会長)は、原発事故で被災した福島県の小・中学生28人を石垣市に招待。12泊13日の日程で多彩な企画を組み、参加者の心と体を癒していく。ボランティア協力者は100人以上。「オール石垣」で福島の子らを迎える。保養プロジェクトは「石垣の自然と文化、人との触れ合いで、子どもたちを元気にしたい」と張り切っている。


 原発事故で、屋外活動が制限されるなど大きな影響を受けている福島県の子どもを支援しようと、石垣ツアー「ティダヌファ(太陽の子)キャンプ」を企画。資金は一般からの寄付と参加者の一部負担で賄う。ツアーは25日から13日間。県看護協会八重山支部をはじめ、大浜自治会、八重山東北人会ほか多くの団体が協力。ボランティア100人以上が参加を申し出、期間中、さまざまなプログラムを組んだ。


 サンゴ礁観察をはじめ星空観望、ヨットやイカダ、カンカラ三線、凧作り体験、豊年祭と郷土芸能見学―と毎日、盛りだくさんの企画を用意。地元との交流にも多くの時間がさかれ、市内13世帯で2泊のホームステイを実施する。地元の子どもたちとダンスや福島の児童らによるエイサー・三線披露も。


 一方、健康面に配慮し連日、看護師2人がツアーに同行する。
 市内事務局で、会見した浦内会長らは「協力の申し出が多くプログラムがどんどん増えた。これだけの協力者は他府県では例がないのでは。石垣の自然と温かな人情で、放射能の危険にさらされている子どもたちのデトックス(毒の排出)をしたい」と力を込める。


 福島の子どもたちを継続的に支援するため、事務局は寄付を募集中。問い合わせは電話080・2749・9321子ども保養プロジェクト・石垣島まで。