最南端から平和発信 児童生徒4人 広島・長崎に派遣 平和大使に委嘱

託された千羽鶴を手に決意を新たにする平和大使の右から)上地さん、金城さん、新本さん=石垣市役所
託された千羽鶴を手に決意を新たにする平和大使の右から)上地さん、金城さん、新本さん=石垣市役所

 最南端から平和アピールへ― 石垣市は25日、広島・長崎平和大使に児童生徒4人を委嘱した。4人は、2人づつそれぞれ広島と長崎で、原爆犠牲者を追悼する祈念式典に出席、石垣市代表として平和の尊さを訴える。


 平和大使になったのは、新本貴梨子さん(石中2年)と金城花音さん(大浜中2年)、上地海春さん(真喜良小5年)、星空さん(川平小中6年)。


 中学生は広島、小学生は長崎に派遣され、それぞれ式典に出席。交流会や青少年の集い、平和議会にも参加する。


 市役所であった委嘱状交付式で、中山義隆市長は「石垣市民の平和を願う気持ちを派遣場所で伝えてください。広島・長崎で学んだことは周囲や友達にも教えて」と励ました。


 席上、市内の小・中学生らが折った四つの千羽鶴も平和大使に託された。新本さんと金城さん、上地さんは「戦争のことを学びたい」とそれぞれの言葉で決意を話した。


 派遣は広島が8月4日から3泊4日、長崎が8月7日から3泊4日間。
 平和大使派遣事業は1994年度からスタート。児童対象に平和をテーマにした絵を募り毎年、最優秀者を長崎に派遣している。本年度から初めて広島も派遣先に加わり、中学生を対象に作文も募集していた。