空と海の足奪われる 空は2400人超 海は1000人に影響

キャンセル待ちでごった返す石垣空港ロビー=午後1時過ぎ
キャンセル待ちでごった返す石垣空港ロビー=午後1時過ぎ

 石垣市の空と海の交通は引き続き大幅に乱れた。JTAとRACは2日、県内全体で計26便が欠航、1792人の足が奪われた。JTA石垣路線は午後3時発の那覇―石垣便から回復。臨時便を出すなど、石垣空港待機者の解消に努めた。待機解消は3日まで掛かる見込み。3日は通常通り運航する予定。

 

 ANAは同日、石垣空港発着の計8便が欠航、692人に影響が出た。同日午後6時5分発の那覇―石垣便から回復、計3便を運航させた。
 石垣空港ロビーでは早朝から、キャンセル待ちの観光客らが集まり空路の再開を待った。


 JTA職員によると、業務が始まる午前7時には20人ほどが列をつくっていたという。ピーク時には数百人が待機、一部はロビーに座り込むなど、疲れた表情を見せる中高年の姿も。


 4泊5日の日程で家族3人で観光に訪れた後藤貴志さん(50)=埼玉県=は「きのう(1日)那覇に行き1泊する予定だったがキャンセルした。那覇に戻れれば何とかなると思い、キャンセル待ちしている。延泊の費用はばかにならない。台風の時、空港に広い待合室がほしい」と要望した。


 離島航路も主要3フェリーが1日に続き全便運休。観光シーズンのこの時期は3社で約千人の離島の足が奪われるという。安栄観光は3日の便は、波照間航路が未定なものの、ほぼ通常通りの運航を予定。八重山観光フェリーもほぼ通常通り。石垣島ドリーム観光は台風の影響を見ながら判断するとしている。