山田氏きょう出馬表明 加勢本氏も準備進む 現職ら三つどもえか 竹富町長選

(上から)川満栄長氏、山田耕治氏、加勢本曙氏
(上から)川満栄長氏、山田耕治氏、加勢本曙氏

 21日告示、26日投票の竹富町長選で、前副町長の山田耕治氏(55)=西表島祖納=は4日、野党町議団8人の出馬要請を受諾した。5日に記者会見し、出馬表明する。西表島への役場移転を推進する現職の川満栄長氏(59)=西表島上原=に対し、町民の請求があれば住民投票を実施するよう訴える方針。野党とは独自に出馬表明した元小学校教頭の加勢本曙氏(62)=西表島白浜=も出馬に向けた準備を進めており、三つどもえの公算。町長選は投票日の約3週間前にようやく候補者の顔ぶれが固まり、超短期決戦に突入する。

 

 山田氏は取材に対し「現町政には、役場移転の手法についていろいろと批判がある。私は町民主体のまちづくりに取り組みたい」と出馬の決意を示した。役場移転については「住民の請求があれば住民投票を実施する」としている。


 山田氏を擁立した野党の町議と加勢本氏は4日、石垣市内で会合を持ったが、一本化に向けた具体的な調整には踏み込めなかった。加勢本氏は、出馬の意向に変わりはないとしており「町民の利便性を考えると、役場は石垣市にあるべきだ」と役場移転の阻止を訴えている。


 川満氏は出馬表明会見で「2期目で役場移転の実現を図る」と言明。石垣市内で事務所開きを行うなど、先行して選挙戦に向けた準備を進めている。