石垣市議会 辻 維周

 時々市議会の傍聴をさせていただくことがあるが、非常に真面目に取り組んでいる議員が多い中で、一部の議員に対して毎回情けなく思う事がある。


 たとえば欠席や遅刻、私語、途中退出である。仮にも市民の代表として議会に送られた議員はその職務を全うする必要があり、病欠や体調不良による遅刻、早退はやむを得ないが、喫煙の為の退出は決して許されないものである。また質問時の揚げ足取りや、ヤジ、質疑時の言葉遣いの悪さなど、品位を疑いたくなるような議員もごく少数であるが目にする。


 議会はケーブルテレビで中継されており、その一部始終が市民の目にさらされている事を承知のうえでの行動・言動なのだろうか。だとすればこれは確信犯的なものであり、到底容認することはできない。


 そもそも市議は市民の代表であり、市民の意見を集約して議会に提出しなくてはならないはずである。にもかかわらず、誠意を持って解決しようと試みる議員に対して、私情をはさみ感情的に相手を攻撃するような質問を投げかける場面にも多々遭遇している。


 また解決済みの古い話をいつまでも蒸し返して質問し、山積している懸案事項にはなかなか手をつけようともしないことは、石垣市にとって行政の遅滞を招き、結果として多くの市民のいら立ちを募らせることになる。


 石垣市議会に今必要なことは、山積する問題を市民の代表として誠意を持って審議・解決することである。


 さらにその審議も常に品位を保ち、私情をはさむことなく行ってゆかなければならない。そのためには一人でも多くの市民が市政に興味を持って、議会を傍聴することも必要ではないだろうか。(本紙論説委員)