短歌甲子園で準V 快挙、俵さんもたたえる 八商工

第2回牧水・短歌甲子園で準優勝した八商工文芸同好会の(左2人目から)武井さん、与那原さん、下地君=22日午後、市役所
第2回牧水・短歌甲子園で準優勝した八商工文芸同好会の(左2人目から)武井さん、与那原さん、下地君=22日午後、市役所

 歌人若山牧水の故郷、宮崎県日向市で18、19日に開催された「第2回牧水・短歌甲子園」(日向市教育委員会主催)に、八重山商工高校(友利成寿校長)の文芸同好会が初出場し、準優勝した。22日、文芸同好会の生徒たちが石垣市役所を訪れ、中山義隆市長に報告を行った。また短歌甲子園で審査委員を務めた、市在住の歌人俵万智さんも同席した。


 牧水・短歌甲子園は宮崎県出身の歌人若山牧水を顕彰し、高校生の自己表現力を高めるために開催している。今回は、九州・沖縄県内から事前審査を突破した12校が出場した。


 競技は1チーム3人で行い、事前に提出した短歌をステージで発表。内容についてチームのメンバーが説明し、相手チームが質問や指摘をする。勝敗は短歌のできばえや討論内容を踏まえ、3人の審査委員が判定する。八商工の文芸同好会はリーグ戦を1位で通過。準決勝戦を僅差で破り、決勝戦は宮崎県立宮崎西高校に敗れた。


 文芸同好会は2010年に発足、現在は部員6人で活動している。短歌甲子園に出場したのは、下地壮君(情報技術科2年)、与那原みずきさん(商業科1年)、武井久美さん(同)。部長を務める下地君は「会場はとても和やかで、笑い声も起きる。それが楽しくてトークも弾んだ」と振り返り、「(準優勝は)悔しい。でも初めてだし、1年生が沢山いるので次は優勝したい」と意気込んだ。


 与那原さんは「いろいろな人と関わり、自分の短歌の違う視点も出てきて、視野が拡がった」と感想を述べた。武井さんは「(短歌は)私の青春の1ページを語ることができる。同じ高校生なので、共感ができて楽しかった」と笑顔をみせた。


 同席した俵さんは「出場しているのを知らなくて、とても楽しい偶然だった」と述べ、「高校生たちが1文字をかけて、リベートすることに驚いた。来年はぜひ優勝を」と期待した。