国が上陸認めれば同行中山市長、都の調査内容公表 尖閣

記者会見する中山市長=24日午後、市役所
記者会見する中山市長=24日午後、市役所

 中山義隆市長は24日、東京都が尖閣諸島購入に向けて行う現地調査の概要を公表した。台風の状況にもよるが、10月に現地調査を行う日程で調整しており、専門家など25人の調査団で不動産鑑定の現地確認や動植物の調査などを予定している。国が上陸申請を認めれば、中山市長も同行する。都は上陸申請が認められない場合でも、洋上から調査を行う方針。

 

 中山市長は「調査には万全な協力体制を作りたい。現地調査で、都の購入が一歩前に進む。国には上陸を認めてもらって、詳細な調査ができればと思う」と調査に期待感を示した。


 調査には海難救助船「航洋丸」(2474㌧)を使用。調査前日の夜、石垣港を出発し、調査当日は午前6時半から午後5時半まで調査するスケジュールになっている。


 調査内容は現地の水源、平坦地割合、海岸線の状況確認などの不動産調査、動植物、海水・大気測定などの環境調査、避難港などの適地を確認する沿岸域調査、気象・海象、沿岸域の水深測定などの海洋調査―となっている。調査団は生態系などの専門家のほか、不動産鑑定士、都職員など。市は担当部署の職員2人を派遣する。