飛び出す「貞子」に絶叫 大画面・大音響に圧倒 シネマフェスティバル

「貞子3D」の上映後、会場に現れた本物の「貞子」。子どもたちに「人気」=25日午前、市民会館展示ホール
「貞子3D」の上映後、会場に現れた本物の「貞子」。子どもたちに「人気」=25日午前、市民会館展示ホール

 映画館がない石垣島で、話題作の映画を楽しんでもらおうと、初の「石垣島シネマフェスティバル」(主催・石垣市)が25日から、市民会館で始まった。市制施行65周年記念事業の一環。家族連れなど大勢の人たちが会場に足を運び、迫力ある大画面・大音響を楽しんだ。


 展示ホールではホラー映画「貞子3D」を上映。映像は立体画像の3D技術を使い、観客には3Dメガネが渡された。同フェスティバルの運営業者によると、非劇場で3Dの商業映画が上映されるのは全国初。映画会社側の全面協力を得た。観客は子どもが多く、限定50人とあって、上映時間前から長い行列ができた。


 上映が始まると早々に、亡霊の「貞子」が大画面から飛び出した。前後左右から音が飛び交うサラウンドシステムも恐怖をあおり、観客の絶叫が会場に響いた。上映が終わると、映画で実際に使われた衣装を身にまとった「貞子」が会場に出現し、観客を飛び上がらせるサプライズもあった。


 川田龍太郎君(15)、西里星哉君(15)は「迫力があり過ぎ」「やばい。もうホラーは見ない」などと、3D映画に圧倒された様子だった。展示ホールではこのほか「ハッピーフィート2」も上映している。


 大ホールでは「ミッション・インポッシブル~ゴースト・プロトコル~」「マダガスカル2」「タイタンの逆襲」、中ホールでは、沖縄・八重山を舞台にした「星砂の島のちいさな天使」「うみ・そら・さんごのいいつたえ」「サマーヌード」を上映している。


 26日の上映時間は大ホールが午前10時、中ホール、展示ホールが10時半から。台風の暴風警報が発令された場合は上映時間終了後、以後の上映を27日に順延する。上映時間前に暴風警報が発令された場合は、すべての上映を27日に上映する。


 3D映画のみ入場料500円(子ども300円)、他は無料。問い合わせは市民会館℡82―1515。