新空港 3月2日に開港式典 初便セレモニーは7日

供用開始へ着々と準備が進む新石垣空港=今月14日撮影、県提供
供用開始へ着々と準備が進む新石垣空港=今月14日撮影、県提供

 来年3月7日の供用開始に向けて作業が進んでいる新石垣空港の開港式典・祝賀会実行委員会(会長・當間重美県八重山事務所長)の初会合が27日、八重山合同庁舎で開かれ、式典・祝賀会を3月2日に開催することを決めた。供用開始日は多数の利用者が空港を訪れることが予想されるため、空港運用に支障をきたさないよう、供用開始前に式典を開催する。供用開始当日である3月7日には、初便就航セレモニーを予定している。

 

 式典は3月2日の土曜日、神事に続いて開かれ、約千人の参加を見込む。テープカット、くす玉開き、工事の経過報告などが行われる。1時間ほどの予定。記念植樹も計画している。


 祝賀会は式典に引き続き、市内ホテルで開かれる。
 初便就航セレモニーでは、初便が空港に降り立ったあと、乗客に花束が贈呈される。続いて、空港から初めて出発する航空機に乗客が搭乗する。セレモニー参加者は約100人を見込む。


 式典参加者について県側は「一般住民の参加は混乱を招く可能性がある」として、招待者に限る考えを示した。他府県には一般住民向けに内覧会を開いた事例があり、一般住民へのPR方法については、こうした事例も参考に今後検討するとした。


 初便就航セレモニーには一般住民も参加する。
 式典の開催日と供用開始日をずらす理由としてはほかに①3月7日は平日(木曜日)であり、国会や県議会などの会期中である可能性が高く、議員の参加が難しい②3月2日は土曜日であり、招待者などの宿泊が期待できる―ことを挙げている。全国では神戸空港、静岡空港が開港式典開催日と供用開始日をずらしている。


 県側からは、建設工事が今月中に完成し、11月までに国の検査が3回行われる予定であることが報告された。実行委は県や3市町、民間団体の代表ら13人で組織。総務、神事、開港式典、祝賀会、初便就航セレモニー、交通対策、広報の7部会を置き、役割分担して準備を進める。来年2月までに計4回の会合を開く。


 県側はアクセス道路について、2016年の供用開始を目指す考えを改めて説明。竹富町の委員からは、離島住民の利便性に考慮し、港湾から空港までのシャトルバスを運行するよう求める声があり、県側は、バス会社と調整中だとした。