5科目で全国平均上回る 県平均超は全科目で 竹富町、伸び率も上昇 全国学力テスト

 竹富町教育委員会は30日、町内全ての小学6年生と中学3年生に実施した2012年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。小・中学校の全科目で正答率が県平均を上回り、小学6年生では5科目中4科目、中学3年生では5科目中1科目が全国平均を上回る結果となった。竹教委は今後、「全科目で全国平均を上回ることを目標に取り組んでいきたい」としている。


 全国学力テストは抽出方式で行われる。町では小学校1校、中学校3校が抽出されるが、「全体像が見えない」(竹教委)として、対象となる全ての児童生徒に実施。今回、調査率100%の結果を独自にまとめた内容を発表した。


 町教委では県平均より+6ポイントを目標としており、小学6年生が国語Aで8・1ポイント、国語Bで10・7ポイント、算数Bで8・4ポイント、理科で10・3ポイント、中学3年生が国語Bで11・3ポイント、数学Aで7・5ポイント、数学Bで10・7ポイント、理科で7ポイントと目標を達成した。


 全国平均では、小学6年生が国語Aで3・5ポイント、国語Bで6・8ポイント、算数Bで2・4ポイント、理科で4・8ポイント、中学3年生が国語Bで4・9ポイント、上回る結果になった。


 今回の全国学力テストを受けた中学3年生は、前回の09年度全国学力テストで小学6年生として受けている。町教委では同じ子どもたちがどう変化したのか調査、「全科目で県平均と比べて伸び率が上がっている。全国平均でも差が縮まった科目もある」とした。


 竹教委の浦崎喬教育課長は「全体的に学力水準を維持しており、良い傾向」とし、「今回、目標とする県平均プラス6ポイントを達成していない科目があるので、県の到達度テストで達成していきたい」と話した。