自衛隊配備へ現地調査 町が許可、反対派反発

 与那国町の自衛隊配備に向けた沖縄防衛局の測量と土質調査に対し、外間守吉町長が土地使用許可を下ろしていたことが2日までに分かった。調査場所は自衛隊基地建設予定地の南牧場とインビ岳。許可は7月10日付。


 自衛隊配備に反対する住民は「住民投票を求め、条例制定請求手続きを行っている状況の中で、町長が許可書を出すということはいかがなものか。 町長には町有財産の管理責務はあっても、住民の同意なしに独善的に乱用することは許されない」(田里千代基町議)と反発を強めている。


 町は、土地使用許可の条件として①地域住民との間に紛争が生じないよう努める②調査に関して地元関係者から苦情があり、町から対応を指示された場合は、誠意を持って解決に当たる③町有地に立ち入る場合は、町と連絡を取り、関係者との協議事項に充分留意する④関係諸法令、条例を遵守する―ことを付した。