マリンバで日中友好 子どもたちに「栄誉賞」 関係ぎくしゃく 今だからこそ

マリンバで日中友好に一役買い「栄誉賞」を贈られた子どもたち=5日午後、市役所
マリンバで日中友好に一役買い「栄誉賞」を贈られた子どもたち=5日午後、市役所

 8月25日に中国北京で開かれた日中友好マリンバコンサート(主催・マリンバ北星会)に、石垣市から内原マリンバ教室の中高校生8人が出演。見事な演奏を披露し、日中の交流団体「中国国際友人研究会」「日中友好99人委員会」から、一人ひとりに「栄誉証」を授与された。尖閣諸島問題で日中関係がぎくしゃくする中、子どもたちが音楽で両国の心を結びつけ、日中友好に一役買った。


 同コンサートは、日中国交正常化40周年を記念したイベント。マリンバ北星会の北原千鳥会長が、中国で毎年の演奏会とマリンバ指導をスタートさせてから30周年の節目となることも記念した。会場の北京音楽庁ホールは舞台にパイプオルガンが設置され、3階まで客席があり、音響も絶好。内原マリンバ教室主宰の内原加代子さんによると、石垣市の子どもたちの演奏には、一段と大きな拍手が起こり「胸が震えた」という。


 内原さんと出演者の子どもたちは5日、市役所に中山義隆市長を訪れて報告。子どもたちは「中国の人たちと、音楽でつながっていると感じた」「言葉は通じなかったが、片言の英語やゼスチャーで話せた」などと振り返った。内原さんは「音楽は人と人の心を結んでくれる。今後もマリンバ演奏を通じて日中の友好を深めたい」と話した。


 中山市長は「尖閣でいろいろな問題があるが、皆さんの音楽を通じた交流は、国と国の付き合いでもいい方向につながっていくと思う。これからは中国語や英語を勉強して、いろいろなところで交流できるよう頑張って」と激励した。


 コンサート出演者は次の皆さん。▽内原百音子(八重高2年)、冨村桜子(同1年)、仲皿和芽(八商工2年)、宮良涼(二中3年)、與世山倫可(同3年)、濱盛サンドラ(二中3年)、當銘祥子(同2年)、稲福ほずみ(那覇市金城中3年)