東京都尖閣諸島調査団記者会見会場に臨んで 大浜 京子

 九月二日午後十時四十五分頃から、尖閣諸島調査団石垣寄港記者会見があり、市民の一人として、会場にいた。午後十時頃到着予定であったが、午後十時三十分頃調査団が下船していた。私は、まず調査団の皆様に「お帰りなさいませ。ありがとうございました」とねぎらいたい気持ちであった。会場には、約五十名の内外からの記者がカメラを構えて取材をしていた。本当にご苦労様と言いたかった。遠くはるばると石垣まで来て、真実の声を聴くために真摯に取材している姿に心打たれた。


 愛国心に燃えている集団に私には映った。愛国心といえば、大方の日本人にはタブー語に聞こえるような現在の社会状況であるが、オリンピックの応援には、「ガンバレ日本」と叫んで盛んに声援を送っていたあの心こそが、愛国心であろう。スポーツの世界では愛国心が通用し、政治のい世界では愛国心が通用しないとは、おかしな話である。


 尖閣諸島が日本の領土である限り、中国に狙われている今こそ、愛国心を大いに発揮するべきであると思う。記者会見会場には、「日本の島を、日本の領土だという勇気が、いま問われています」という言葉のポスターが、美しい尖閣諸島の島々の写真と共に印刷されてあった。このポスターを見るのは初めてであったが、有難いと思った。恐らく東京都庁で考案されたのであろうか。行政機関の大きさは、沖縄県庁は足元にも及ばない。


 普天間基地の移転問題やオスプレイ反対運動にうつつを抜かし、足元ばかりに振り回されていては、尖閣諸島は守れない。尖閣諸島を守ってくれるのは、東京都民ということになれば、沖縄県民は大いに反省し、感謝しなければならないと思っている。来月は石原東京都知事が現地調査に来島して下さるそうであるから、ワーバグトゥ(よけいな事)を言わずに協力しよう。(石垣市登野城)