最優秀賞に宮城幸子さん 作詞の部入賞者決まる とぅばらーま大会

最優秀賞を受賞した宮城幸子さん
最優秀賞を受賞した宮城幸子さん

 2012年度とぅばらーま大会作詞の部の入賞作品が10日、発表された。最優秀賞には市内宮良の宮城幸子さん(63)、優秀賞は市内登野城の上地京子さん(55)と、市内登野城の松原秀男さん(68)、佳作は市内大川の鳩間真吉さん(82)の作品が選ばれた。作詞の部には県内外から44人88点の応募があったほか、大浜中学校から89点、竹富中学校から27点の応募があった。


 最優秀賞の宮城さんの作品は、「幼い頃、母の背中で聴いた子守歌は心に深くやきついており、今度は私が初孫に子守りをしながら歌ってあげましょう。この唄を聴きながら、賢く健やかに成長してくれますように」と、母への回想と初孫への願いを込めた歌詞。


 初めて応募した宮城さんは、亡くなった母親の介護体験を通して歌詞を思い付いたという。「母にはよく子守唄を歌ってもらい、私自身も子どもたちに子守歌を歌って育ててきた。命のバトンのように、子守歌も引き継いでいきたいという思いで考えた」と話し、「受賞には驚いているが、母に良い報告ができる」と笑顔を見せた。


 最優秀賞作品について、仲吉委子委員長は「達者な方言で、優しく詠った丁寧な歌であると審査員一同の評価を受けた」と講評した。課題は、過去に歌われた作品の類似的な歌詞が多々あったことや方言の未熟さ、表記の工夫、曲にのせられないなどがあり、「歌詞の『ンゾーシーヌ』に続く言葉も熟慮して付けくわえてほしい」とした。


 このほか、中学生の作品については「散文的な歌詞が多く、曲にのせられない。地域の方と一緒に作詞づくりに取り組んでもらいたい」と期待を寄せた。最優秀賞と優秀賞の作品は、今月28日に午後7時から新栄公園で開催する「とぅばらーま大会」で歴代チャンピオンによって歌い上げられる。