新石垣空港開港後、現空港跡地への整備が…

 新石垣空港開港後、現空港跡地への整備が計画されている離島からの急患輸送時に使用するヘリポートの事業主体が決まらない状況が続いている◆現在は空港と医療施設が近距離であることから比較的スムーズに業務が行われているが新空港へ移転となれば、市街地の医療施設や消防署は遠距離となり、従来のスピードで患者を搬送することできなくなる◆そこで必要となるのが、現空港跡地へのヘリポート設置だ。新空港から出発したヘリは離島から患者を乗せ現空港のヘリポートに到着し、患者を市消防の救急車へ引き継ぐ考えだが、離島住民の生命線ともいえるヘリポートはなぜか事業主体が決まらない◆最も多く(年間100件前後)の患者を搬送している竹富町は各島にヘリポートを設置しており、設備や施行に関してノウハウもあるはずだが、未だ事業主体となるべく動きを見せていない◆設置場所となる石垣市や県の動きが遅いのであれば、町民のために竹富町が主導権をもって動くべきだ。なによりタイムリミットはすぐそこまで迫っている。高齢化が進み離島の急患搬送業務の重要性は増すばかり。このままでは「島に住んでいないから島民のことが分からない」と、言われかねない。