9月はお年寄りが脚光を浴びる月…

 9月はお年寄りが脚光を浴びる月。高齢者でありながら仕事や趣味に生き生きとした表情を見せるのは素晴らしい。だが多くの高齢者は社会参加の機会が少なく、寂しい思いをしていることも現実だ◆豊かになっても老後の不安は尽きない。特に健康、経済力、生きがいが気になる。定年が近づくと元気がなくなるのもそれが原因のようだ。60歳前後で職場を去る人たちには、長い苦労の報酬として老後を楽しく過ごしてほしい◆だが、生きがいは外から与えられるものではなく、自分で努力して獲得するものだ。その形には人によってさまざま。その一つに趣味を取り上げたい◆その気さえあれば年齢や職業に関係なく、趣味を持つ機会は多い。絵画、書道、三線、茶、生け花など、数え切れないほどある。一生楽しめそうなものが決まったら、習得場所を探そう。長続きしないと意味がない。それには仲間が必要で、多いほど上達も早いようだ◆何種類もの趣味をこなしている人もいるが、とにかく「毎日が楽しくてしょうがない」と胸を張れる人生を送りたい。来る15~21日は「老人週間」、17日は敬老の日だ。「みんなで築こう安心と活力のある長寿社会」のモットーを胸に、一人ひとりが積極的に生きる心構えを持つことが必要である。