「3年以内に着工」目標 老朽化進む八重山病院

県立八重山病院の建て替えについて記者会見する自民県連の翁長会長(右)、砂川利勝県議=15日午後、自民石垣支部事務所
県立八重山病院の建て替えについて記者会見する自民県連の翁長会長(右)、砂川利勝県議=15日午後、自民石垣支部事務所

 自民党県連会長の翁長政俊会長は15日、市内の自民党石垣支部事務所で石垣市区選出の砂川利勝県議と記者会見し、老朽化した県立八重山病院の移転新築について「3年以内に着工したい」との目標を示した。着工に向け、地元側に対し、用地選定のための協議会を年内に設置することも要望した。

 

 翁長会長は「宮古病院が2012年度に完成しており、八重山病院の順番は次になっているが、間髪を入れず、早めの着工を県に働きかけたい」と強調。着工時期について県当局が、宮古病院の完成後「3年程度のタイムラグ」が必要との認識を示していることを明らかにし「老朽化が進んでおり、3年も待てない」と指摘した。


 老朽化の実態について、県に対し、病院事業局の予備費を活用し、年度内に調査を実施することも求めた。市は新八重山病院を現空港跡地に移転する計画を示しているが、翁長会長は「具体的には全く進んでいない」との認識を示し「国との協議もある。(地元の)協議会のテーブルに乗せて動かさないと、話が前に進まないのではないか」と懸念した。


 翁長会長と砂川県議はこの日、八重山病院の老朽化の現状を視察した。砂川氏は「老朽化で、患者や職員に迷惑がかかっていることを実感した。(県が言う)『3年程度のタイムラグ』をいかに縮めるか、地元の声が大事」と述べ、用地選定の協議会発足に向け、積極的に取り組む考えを示した。翁長会長は、市内の県営団地の早期建て替えにも取り組む考えを表明した。