森井由美さん石垣大会へ 関西とぅばらーま大会で優勝

関西とぅばらーま大会で優勝した森井由美さん=16日、大阪・鶴見区民ホール
関西とぅばらーま大会で優勝した森井由美さん=16日、大阪・鶴見区民ホール

 八重山の叙情歌、とぅばらーまを伝承しようと「関西とぅばらーま大会」(主催・同実行委員会)が16日、大阪・鶴見区民ホールで開催された。1992年に関西在住の八重山出身者や三線愛好者で立ち上げた「関西とぅばらーま会」の結成20年も祝うイベントになった。


 神奈川県、愛知県からの応募者も含む24人が自慢ののどを競った。集まった大勢の聴衆は、八重山の文化芸能の素晴しさや、美しい旋律に思いを新たにした。大会は「鷲ぬ鳥節」の合同演奏で座開き。審査結果発表を前に、八重山舞踊(勤王流)の赤馬節などの踊りや、昨年の石垣大会の優勝者、前花啓允さん(ゲスト)が素晴らしいのどを披露した。


 審査員8名による審査の結果、愛知県日進市の森井由美さんが優勝。準優勝は、徳山孝三さん(大阪市)に決定。優勝した森井さんは、28日に石垣市で開催される「とぅばらーま大会」に出場する。「3度目の挑戦で優勝できた。石垣島に私が行くのはおこがましい気がしますが、本大会に向けて練習に励みます」と話した。


 兼久善弘実行委員長は「20周年大会にはたくさんの出演申し込みがあったが、開催時間の都合で24人に絞り込んだ。とぅばらーま会を立ち上げたころは『八重山ってどこにあるの?』と言われたが、これではいけないと思い、八重山の文化を広める活動を続けてきた」とあいさつした。(近畿地方通信員 西里涼子)