施設整備要請きょう決議 市議会「地元は粛々と」 尖閣

尖閣諸島での施設整備要請決議案などを最終本会議に上程することを決めた議会運営委員会=24日午前、市役所
尖閣諸島での施設整備要請決議案などを最終本会議に上程することを決めた議会運営委員会=24日午前、市役所

 石垣市議会の議会運営委員会(平良秀之委員長)は24日、尖閣諸島で安全操業のための施設を整備するよう求める要請決議案を25日の最終本会議に上程することを決めた。決議案は可決の見通し。


 決議案では、尖閣諸島で漁業者が安全操業できる施設が整備されていない現状を指摘。尖閣諸島の国有化を受け、改めて政府に施設整備を要請する、としている。あて先は首相など。与党の砥板芳行氏が提案し、与党のほか野党議員の一部も賛成者に名を連ねる。


 議会運営委員会では石垣三雄氏が「現在の日中関係を見ると、早めに施設整備する環境にはない。慎重な対応が必要だ」と指摘。長浜信夫氏も、施設整備は日中の対立をエスカレートさせると懸念した。砥板氏は「(要請は)政府が日中関係を考慮して、適切に実施していく。地元は安全操業のため粛々と要請するべきだ」と応じた。そのほか、最終本会議への上程が決まった議員提案決議案は次の通り。


▽尖閣諸島海域への領海侵犯、魚釣島への不法上陸に関する意見書(仲嶺忠師氏提案)▽へき地学校給食物資供給事業に関する意見書(長浜氏提案)▽「脱法ドラッグ」とりわけ「脱法ハーブ」に対する早急な規制強化等を求める意見書(平良氏提案)▽航空運賃団体割引制度の改善による離島児童生徒の経済的負担軽減を求める要請決議(長浜氏提案)▽県吹奏楽部コンクールの石垣大会誘致要請決議(大石行英氏提案)