「なぜ今なのか」 与野党から退席相次ぐ

 25日の市議会で、尖閣諸島で施設整備を求める要請決議の採決を欠席した市議らは「なぜ今要請するのか」などと口々に日中関係緊迫化を危惧した。
 与党から公明の大石行英氏、平良秀之氏、石垣涼子氏、野党から長浜信夫氏、小底嗣洋氏が退席した。


 このうち大石氏は「日中関係が緊迫している状況で、これ以上混乱の火種を作るべきではない。今こそ一呼吸置き、冷静に対応することが必要だ」と説明。長浜氏は「日中関係が落ち着いてから要請すればいい。緊張した時期に、なぜあえて要請するのか」と疑問視した。石垣涼子氏は「もう少し情勢が落ち着いてからでいいのでは」と述べた。


 退席した5人は、領海侵入と不法上陸に関する意見書には賛成した。ただ石垣氏は、尖閣諸島に法令を厳格に適用することや、領土問題は存在しないとした文面には「全面的に賛成できない」とし「平和的な外交交渉で解決を図ることに賛成した」と述べた。