勇壮な獅子舞奉納 結願祭で豊作祈願 川平

大人と子ども2人の三人棒では会場が沸いた=8日午後、群星御嶽
大人と子ども2人の三人棒では会場が沸いた=8日午後、群星御嶽

 川平村の結願祭(川平公民館主催)が8日、群星御嶽で開かれ、勇壮な棒や太鼓、獅子舞など伝統舞踊が奉納された。多くの地域住民が訪れ、今期の豊年に感謝し、来期の豊作と住民の無病息災を祈願した。川平村の結願祭は豊年祭、節祭と並ぶ3大祭りで、500年以上にわたる伝統行事。

 

 この日、神司たちと出演者全員による神前礼拝が催された後、ミルクを先頭に踊り手全員による総踊りで結願祭が始まった。続いて、笛の音に合わせて太鼓(ペッソー)と棒11組、獅子舞の座見舞いが行われ、境内内を浄めた。伝統文化継承のために毎年参加している川平小学校の児童たちは、大人顔負けの太鼓を披露した。


 本舞では、青年や地元住民らが力強い太鼓や棒、獅子舞を奉納。このうち、大人1人と子ども2人による「三人棒」などの棒では気合いのこもった演舞に観客から盛んな拍手と歓声が沸き起こった。


 結願祭の後半では舞台芸能が行われ、座開きの初番を皮切りに川平鶴亀、狂言など地域住民による伝統舞踊が奉納された。御嶽には地域住民や観光客など大勢が見物に訪れ、繰り広げられる伝統芸能を楽しんだ。


 舞台芸能に先立ち、高嶺良晴館長は「川平村には現在、年間26の神行事があり、以前と比べて簡素化されているものもあるが、保存、継承していくことによって先人たちの知恵を受け、川平村が発展するものだと思う」とあいさつした。