公演間近、稽古に熱 「潮がれ浜」20日から

連日稽古に励む出演者たち=10日夜、市民会館
連日稽古に励む出演者たち=10日夜、市民会館

 石垣市制施行65周年記念事業として、石島英文音楽劇「潮がれ浜」(同公演実行委員会主催)が20、21日の2日間、市民会館大ホールで開催する。公演に向けて連日、音楽劇の出演者たちが稽古に励んでいる。公演実行委員会の前津栄信委員長は「日にちも近付いており、出演者たちは立派な劇にしようと張り切っている」と話した。


 石島(旧姓・喜友名)英文は1910年、石垣市大川生まれ。苦学しながら教員資格を取得し、竹富や台湾、小浜、与那国などで教師を務めた。その間、独学で作曲を学び、多くの曲を残した。「潮がれ浜」は竹富島、「てんじゃばな」は与那国島で歌碑が建立されている。


 音楽劇の稽古は8月8日から開始され、13団体を含めた総勢186人が出演する。この日は市民会館中ホール2階の会議室で稽古があり、演出の鹿川幸佑さんが出演者たちに演技指導を行った。


 出演者たちは鹿川さんに指導を受けながら、立ち位置や台詞のタイミングなどを確認。熱心に自身の役を演じていた。


 石島氏に大浜中学校と八重山高校で国語を教えてもらったという前津委員長は「石島先生は情熱的な先生で、短歌や俳句などの作品を、涙を流しながら読んでいた」と振り返り、「先人たちを称えることで、子どもや後輩たちが地元に誇りを持つと思う」と話した。


 音楽劇は20日午後6時、21日午後2時からの2回公演で、市民会館大ホールで行われる。入場料は1000円。問い合わせは市文化協会(82―8419)。