石垣島のサンゴを守れ 白保で月桃植え付け 住友生命「サンゴレンジャー」

サンゴを守ろうと、3千平方㍍ほどのサトウキビ畑の周りに月桃を植え付ける参加者=白保
サンゴを守ろうと、3千平方㍍ほどのサトウキビ畑の周りに月桃を植え付ける参加者=白保

 住友生命のサンゴ保全活動「サンゴレンジャー」が13日から2泊3日の日程で石垣市で始まり、全国と地元石垣の職員27人が参加。初日は白保の畑に赤土流出防止へ月桃の苗を植え付けた。期間中、白保海岸でサンゴ群落の観察やビーチクリーンを実施する。


 初日の13日は、「しらほサンゴ村」で開会式。赤嶺真さん(33)=白保魚湧く海保全協議会事務局長=が、世界最大級とされる白保海岸のアオサンゴ群落と、赤土流失によるサンゴの危機を説明。花城芳藏さん(68)=白保村ゆらてぃく憲章推進委員長=は、集落を案内しながら、白保の歴史と文化を伝えた。


 その後、一行は白保のサトウキビ畑に移動。上村真仁サンゴ礁保護研究センター長の指導を受けながら、月桃の苗500本を植樹。参加者が畑の外周に一本いっぽんていねいに植え付け、赤土流失防止を図った。


 参加した小宮弘明さん(52)=兵庫県=と坂場まり子さん(54)=茨城県=は「石垣の美しいサンゴを赤土被害から守りたい。植樹した月桃が役に立てば」と汗をぬぐった。


 住友生命は2008年から「サンゴ保全プロジェクト」を実施。沖縄と南太平洋のフィジー共和国で、環境NGOを支援している。今年は、職員が参加する「サンゴレンジャー」を企画。世界自然保護基金(WWF)「しらほサンゴ村」の協力で、石垣島での環境ボランティアに取り組んだ。