アイディア部門で初優勝 一年生3人が快挙 県ロボット競技大会 八商工

アイディアロボット競技の部で初優勝した(左から)鈴木君、鳥山君、宮良君=15日午後、八重山商工高校
アイディアロボット競技の部で初優勝した(左から)鈴木君、鳥山君、宮良君=15日午後、八重山商工高校

 5日に浦添工業高校で開かれた第19回県高等学校ロボット競技大会アイディアロボット競技の部で、八重山商工高校(友利成寿校長)機械電気科機械コースの鳥山大樹君(1年)、鈴木大介君(同)、宮良善幹君(同)のチームが初出場し、優勝を果たした。同校がアイディアロボットの部で優勝するのは初めて。3人は11月11日に岡山県で開かれる全国大会に出場する。

 

 競技は昔話の「桃太郎」をテーマに、直径や長さが異なる3種類の空き缶とペットボトルを鬼に見立て、リモコンで操作するロボットで空き缶を積み上げて数や速さを競うもの。


 3人は夏休みからロボット制作に取り組んだ。「ロボットの安定感を求めて作ったが、重量が規定ギリギリ。本体とは別に作る予定だった小型ロボットが作れなかった」と鳥山君。大会には本体ロボットのみで出場した。ロボット完成後は放課後に2時間ほど練習。毎日記録をつけて改善した。「最初は取れなかった缶も取れるようになり、タイムも早くなった」という。


 大会は空き缶など積み上げた数が同数だと、ロボットの重量が軽い方が勝つことになる。鈴木君は「他のチームは自分たちのロボットよりも軽量。不安もあったが、優勝することができた」と振り返った。


 鳥山君は「全国大会には強いチームばかりだと思うが、空き缶を全て積み上げるパーフェクトをやりたい」と意気込む。


 友利校長は「初出場で優勝することが凄い。生徒が素直に、先生からいろいろ吸収しているからだと思う」と喜んだ。

記者の目

 ○…県ロボット競技大会やジャパンマイコンカーラリー県大会に出場し、好成績を収めた八重山商工の生徒たち。製作したロボットはモーターやサイズなどの問題で飛行機では運べず、船での輸送や分解をして運ばなければいけないという。「こういったロボット関係は危険物扱いされて、空港では怪しまれるんですよ」と同校の先生。