あす10月20日は「新聞広告の日」…

 あす10月20日は「新聞広告の日」である。広告は企業の情報、商品・サービスの内容を提供し、需要を喚起し、消費者の購買行動に良い影響を与える。「広告は文化」という言葉もある。最近の広告は「広告即販売促進」という性格より、文化的雰囲気を感じさせるものも多い。現代では、国際交流や環境問題などを素通りしては広告も成り立たない◆広告は広告だけにとどまらず、それ自体がニュースでもある。中国が尖閣諸島を「自国の領土」と主張する広告を米紙に掲載したのも、広告が住民の貴重な情報源になっているからだ◆さらに沖縄では、死亡広告が読まれる割合が常に上位。死亡広告は沖縄の共同体の縮図であり、投影であるとも言われている◆市民の知る権利に応え、正しい報道を続けていくためには、新聞社の経営基盤がしっかりと確立されなくてはならない。販売収入とともに、広告収入が重要なのは、このためである◆しかし、国内外の経済不況により広告量は大幅な減少傾向にあり、新聞社の経営は非常に厳しい。インターネットの活用などで新たな収入源を求める新聞社が現れたのも、広告収入の落ち込みで存廃の岐路に立たされているからだ。正しい報道のためにも、広告のあり方をこれまで以上に考えなくてはならない。