「自立的整備プラン」策定へ 外国人観光客受け入れ整備で

訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備事業のミーティングが開かれた=23日午後、市役所
訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備事業のミーティングが開かれた=23日午後、市役所

 八重山地域が今年度地方拠点として選定された、観光庁の訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備事業に関するミーティングが23日、石垣市役所2階の会議室で開かれた。事業は公共交通や観光情報の多言語化などを行い、受け入れ環境の整備充実を図るもの。沖縄総合事務局運輸部を主体に官公庁や観光関係団体が出席し、事業の実施計画について説明を受けた。


 国は訪日外国人3000万人プログラムの達成に向け、国内17カ所の戦略拠点、24カ所の地方拠点を選定し、訪日外国人旅行者の受け入れ環境の整備・充実を図っている。


 八重山地域はクルーズ船の寄港や新石垣空港の開港があり、外国人観光客数の増大が期待されることから、今年選定された。


 この日のミーティングでは事業の実施方針と手法を説明。観光の専門家と地域関係者と連携した体制で進めていくことをはじめ、公共交通の乗り継ぎや観光地へのアクセス方法などのパンフレットの制作とポータルサイトの構築、空路や航路、バス路線などの多言語版交通検索システムの構築が挙げられた。


 またポータルサイト構築は、市内で設置されているタッチパネルの電子案内板など既存のものを利用し、地図システムなど不足分を補っていきたいとした。


 最終的には、地域関係者が継続的に受け入れ環境整備の実施・改良を可能にするための「自立的整備プラン」と、他地域への活用・普及を図るための「普及プラン」を策定する。


 また外国人モニターによる事業の効果測定についても説明があり、「年明けには実施したいと考えており、年内にはある程度の方向性を決めていく」とした。