石垣で日本最南端のハロウィン 仮装の子ども満喫 大人もコスプレ

思いおもいの仮装で、変身した子どもたち。あちらこちらで歓声が上がった=石垣市総合体育館
思いおもいの仮装で、変身した子どもたち。あちらこちらで歓声が上がった=石垣市総合体育館

 子どもが主役である西洋の精霊祭り「ハロウィン」の催しが27日、石垣市内であり、多数の親子らが参加、思いおもいに仮装した子どもたちが、日本最南端の精霊祭りを満喫した。見物客も多く、子どもたちを写真に収める姿があちらこちらで見られた。

 

 石垣市主催のパーティーは、市総合体育館であり、市国際交流員ジェン・キューさん(21)が司会を担当。参加者がアメリカンスタイルのさまざまなゲームに挑戦、500人が参加した。


 参加者を10人ほどのグループに分け、大人一人を新聞紙で包む「ミイラ・ラップ」では、子どもたちが大はしゃぎで、新聞紙をちぎって、父親らをぐるぐる巻きに。


 慣れないゲームに戸惑う子もいたものの、場内は歓声に包まれた。
 長女の里愛菜ちゃん(5)と次女の優璃愛(ゆりあ)ちゃん=3=を連れ参加した比嘉愛美さん(35)=登野城=は、家族3人で色取りどりのクレヨンに扮装。「石垣でのハロウィンは初めて。普段と違って、親子でコスプレが楽しめるのが魅力。(仮装の)予算はぜんぶで5千円くらい」と満足そう。


 パーティー後は、参加者にお菓子がプレゼントされ、用意した300個がたちまち無くなった。


 一方、NPOちゅらハウスの「仮装行列」は、障がい児を含め50人余りが参加。ユーグレナモールと周辺で、参加者が協力店舗に入り「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)と声掛け、甘いお菓子を次々ゲットした。


 ユーグレナモールから、仮装集団はワゴン車で移動。ホテル日航八重山のロビーを行進した。フロアで、ハロウィンの歌とダンスを披露し、父母らとともに「日本最南端のハロウィン」を楽しんだ。


 ちゅらハウス職員の仲里正美さん(43)は「職員同士で2週間くらい掛けて、衣装を手作りした。子どもたちのうれしそうな顔を見たら、疲れなんて吹っ飛びます」と声を弾ませた。


 ハロウィンの様子は、ホテル日航内にある「FMいしがき」がRBCラジオと結んで生中継、県内全域に発信された。