海岸をクリーンアップ 伊原間で海ラブフェスタ 400人がボランティア

ごみで作ったアート(海ラブ事務局提供)
ごみで作ったアート(海ラブ事務局提供)

 

 28日、伊原間東海岸で第4回「海・Love Love フェスタ in 石垣島 2012」が開催され、約400(主催者発表)人のボランティアが海岸清掃に汗を流した。このイベントは元サーファーたちがあまりに海岸が汚れている事に危機感を覚え、自分たちでゴミを拾い始めた事がきっかけとなり、市民運動にまで発展したもの。毎年秋に石垣の海岸で「ゴミは捨てるものではなく拾うもの」というスローガンを基にして展開されている。

 

 また拾い集めたゴミ袋でアートを作る「海ゴミアート」も行われ、完成した物をパラグライダーに乗った写真家大塚勝久さんが、上空から写真を撮ることも恒例になっている。


 今年はアースライドの開催日と重なったため、アースライド参加者が会場に飛び入りしてゴミを拾う姿も見られ、運動の広がりを感じさせた。


 ゴミ拾いが「海ラブ」の名で市民から親しまれるようになったのは、「楽しみながらゴミを拾っていると、いつの間にか海岸がきれいになっていた」という気軽さが受けたからに違いない。とかく環境保全運動は感情的になりやすく、それが一般市民には受け入れにくい面もあった。しかしそれを見事に克服し、今の姿が定着した。


 砂浜に並べられたゴミは可燃物、不燃物、資源ごみに混じって、冷蔵庫やタンス、ベッド、エアコンの室外機などという信じられないものまであり、改めて市民のモラルが問われる事になった。