尖閣諸島周辺海域への中国監視船の侵入は…

 尖閣諸島周辺海域への中国監視船の侵入は、6日付けで17日連続となり、すでに常態化してしまった。石垣港では、尖閣警備に当たる海上保安庁の県外からの巡視船が石垣港へ給油などのために入港することが当たり前のようになった。尖閣警備の応援のためである◆国境の町であるはずの石垣市民が国境をほとんど意識せずに過ごせているのは尖閣諸島の存在が大きい、無人島であり一般市民が足を運ぶことがない尖閣海域は市民にとって遠い存在、中国との国境で起こる摩擦の緩衝地帯となっていて、市民生活の面からも大切な地域である◆今、その尖閣諸島を中国の手から守ろうと孤軍奮闘しているのが海上保安庁の職員たちだ。漁業者などによると、中国の監視船は報道などよりもずっと近くまで迫ってきているという。中国は日本漁船を拿捕し、問題をさらに大きくする狙いがあるとの情報もあり、海上保安庁では24時間体制で警戒している◆10月初旬と記憶しているが午後11時過ぎ、明かりが灯る港湾合同庁舎に救急車が到着したところに遭遇した。連日の激務に倒れた職員が出たのかと心配したものだ◆尖閣海域での日本の防人といえる海上保安庁の職員たちに八重山の住民のひとりとして、海上保安部職員一同に感謝し、エールを送りたい。