目標達成、16年でストップ 移動献血 ハードル高まり苦戦 過去最多協力も…あと0.6%

目標達成はならなかったものの、移動献血には高校生も協力するなど、市民の献血意識は依然として高かった(写真は今月5日、八重山商工)
目標達成はならなかったものの、移動献血には高校生も協力するなど、市民の献血意識は依然として高かった(写真は今月5日、八重山商工)

 石垣市健康福祉センターがまとめた今年度の移動献血実績によると、過去最多の1889人が献血に協力したものの、目標の1900人にはわずか11人(0.6%)届かず、17年連続の目標達成は果たせなかった。市民の献血に対する意識は高いものの、今年度から目標が500人増に設定され、達成のハードルが高まった。同センターの担当者は「悔しいが、目標が上がったことを考えると、これだけの人数が協力してくれたのはすごいこと」と話している。

 

 移動献血は春と秋の2回行われており、今年度の目標はそれぞれ950人。春は947人、秋は942人の計1889人が協力した。目標達成率は99.4%。
 秋の移動献血は5日から26日まで行われ、計16日間の予定を急きょ1日増やした。
 献血協力者は前年度に比べ232人増えており、目標が前年度と同じ1400人であれば、達成率は134%になるはずだった。

 

 県赤十字センターは今年度、県全体の目標を3千人増に設定し、うち500人を石垣市に割り振った。同センターは「無理があったかも知れない」と漏らす。ただ「献血者数は前年度に比べ増えており、結果として成功」と見ている。
 来年度も石垣市の目標は高めに設定される可能性が高く「献血教室などを通じた高校生への周知、各企業への依頼徹底などに取り組みたい」としている。

 

 石垣市での移動献血は1996年度から16年連続で目標を達成。目標達成率が最も高かったのは2002年の135.2%で、1080人の目標に対し1460人が協力した。