横断幕窃盗、不起訴に 女性ら謝罪要求

会見するいしがき女性の会=記者クラブ室
会見するいしがき女性の会=記者クラブ室

 石垣港で2009年、米海軍の掃海艦が寄港した際、いしがき女性9条の会(江川三津恵会長)が掲げた抗議の横断幕を持ち去ったとして窃盗の疑いで不起訴処分確定した件で、女性9条の会が29日、市役所内の記者クラブ室で会見し、「あらためて米軍佐世保基地指司令官に謝罪を強く求める」と述べた。


 米海軍の掃海艦が寄港した際、抗議の横断幕を持ち去ったとして窃盗の疑いで書類送検された海軍兵と元海軍兵について、那覇地検は今年3月21日、いずれも嫌疑不十分で不起訴。女性の会は那覇検察審査会に審査申し立てを行い、5月25日、不起訴処分を議決した。


 検審は議決で、「日米地位協定が支障となって十分な証拠収集ができなかったことが大きく、一般市民の感覚として納得できない」と、している。


 江川会長ら役員は「県内で米軍の犯罪が続いているが、謝罪がない」、「日米地位協定が大きな壁になり、3年半の長期にわたった。地位協定の抜本的改訂を望む」と話した。


 横断幕はこの日、保管していた八重山署から、返還された。