「石垣の海はきれい」 白保 海外研修生魚垣補修を体験 環境保全を学ぶ

大泊さんと山城さんの指導で、魚垣の補修を体験した研修生ら=白保海岸
大泊さんと山城さんの指導で、魚垣の補修を体験した研修生ら=白保海岸

 アジア・南太平洋4カ国の研修生を招いた体験学習(沖縄国際センター主催)が29日、白保であり、6人が「魚垣」を補修したほか環境保護の取り組みを学んだ。6人はJICA沖縄国際センター=浦添市=で11月7日から1か月の予定で、環境政策などを学ぶ。石垣市には27日に入り5泊6日の日程で、サンゴ礁と沿岸生態系の保全をテーマに学習を深める。


 この日は、しらほサンゴ村で、サンゴ礁保護研究センター長の上村真仁さんから、英語通訳を交え、白保の「魚垣」復元の取り組みとサンゴ保護、環境を守る観光ルールづくり―の説明を受けた。


 講話の後、一行は白保海岸に移動。潮の干満を利用して魚を獲る「魚垣」の補修を体験。白保の大泊一夫さん(83)と山城常和さん(79)の指導で、浜辺の石を魚垣に積み、400㍍に及ぶ壁の一部を手直しした。


 参加したパラオ共和国のコシバ・シャーリー・ディラブラクさん(25)は「パラオの環境汚染は深刻ではないものの、初期のうちに対策は学んでおかなくてはならない。魚垣はパラオにはなく、こんな漁があるなんて知らなかった。石垣の海はパラオと同じようにきれい」と目を見はった。