新石垣空港開港まであと100日を切った…

 新石垣空港開港まであと100日を切った。八重山住民悲願とも言われた新空港だが、貨物や搭乗人数の点から見ると現空港とあまり変わらないことが解ったが、悲観ばかりしていても地域の振興にはならない◆開港を期に来年を産業振興元年と位置づけて産業の方向性の転換を図るべきだ。航空機の大型化が見込めずフライト農業・漁業が難しくなったならば、生果や鮮魚の形ではなく、農水産物を地元で加工し、付加価値をつけて全国に送り出すことを考えるべき◆そのために農・商工業の連携を強力に推し進める方向に産業を転換すれば小さなキャパシティーでも貨物を効率よく搭載でき、雇用拡大にも繋がる◆一度に運べる搭乗人数が変わらなくても、観光客の閑散期の誘客に力を入れ「避寒地」や花粉症の原因となっている杉花粉からの「避難地」としてアピールすることも可能だろう◆また、日本最南端の文化圏として、独自の文化や歴史を学べる「知的観光地」を目指す事も一考に価する。一過性の団体旅行よりリピート率は高いはずで、大規模開発の必要もなく、自然環境も保全できるだろう◆航空機の大きさを悲観するばかりではなく、今後何十年も利用する新空港の能力を見極めた産業のあり方を地元が考え、実践して行かなければならない。